【技術者コラムvol.17】70歳以降も働くことの意義

第2種/群馬県高崎市/K.M

定年退職し70歳の今も元気で働き、人生を楽しんでいます。

 

70歳以前は先の事ばかり考え、心配しながら働いてきました。

独身時代:結婚し家庭が持てる収入に何時なるかと心配し働く

結 婚 後:子供達の成長や学費、家のローン返済等先のことを心配し働く

定年再就職:子供達の生活が安定するまではと心配し働く

70歳(古希):来元気でいることがであった古希になり、もう先がない

言い方を変えると先がないので先の心配をする必要が無い年齢になりました。

 

先が無いので先の事を心配しても無駄、子供達等先のある者に口出しをしても責任が取れないので口出しはしない、考えない、心配しない。

でも、まだまだ足腰が達者で元気であれば色々な事に興味を持って働こうと考えています。先がないのに働くのは今を楽しむため。今までは家族の為に働いてきましたが、今は自分の為に働いています。70歳になり自由な気持ちで働いています。

 

自由になり始めた事も幾つかあります。

  • 地元の山岳会に入会し山登り。
  • AI, DX, 5G, Robot, Drone, Society5, e-Sports, 再生可能エネルギー、自動走行車、等々の新しい時代の流れの中で、自動走行が可能な車とドローンを購入。
  • 途絶えていた小中の同級生との気ままな旅行。
  • 海外の友達との交流も再開。『死ぬ前に会いましょう』『早く来ないと死んでしまう』とタイの友人が我が家へ、次は私がタイへ行く番。
  • 子供が買ってくれたウサギとの生活やガーデニング。

 

人生を楽しむためには余裕のあるお金が必要で、そのためには働く必要があります。現実問題として、高齢になって仕事を探すのは容易ではありません。

 

幸か不幸か多くの資格を持っていて、資格を活かして働き、今を楽しんでいます。

電気の資格は高齢になっても職を得やすいと思います。