【技術者コラムvol.42】出張先の風景
第3種/東京都江東区/N.Y
普段は東京本社を拠点に勤務をしているが、必要に応じて出張する事がある。
出張先は太陽光発電所が大半である為、道中も仕事現場も森林が多い。
普段は自然の少ない地域で働いている分、澄んだ空気に包まれておりとても清々しい気分になる。
日本は自然豊かで四季がはっきりしている国と言われているが、貴方は何によって四季を感じているだろうか。
気温を肌で感じたり暦を見て意識したりもあるだろうが、自然を目で見て実感する事が多いのではないだろうか。
当コラムを執筆するきっかけとなったのは、先日の出張先でうっすらと雪が積もっており、私の故郷である北海道を思い出した事にある。
故郷に住んでいた頃は自然が身近過ぎたが故に四季を楽しむ事はなかった。
しかし、上京してからは出張先で自然の美しさを感じる事が出来るようになった。
「無い物ねだり」や「隣の芝は青く見える」という言葉があるが、どうやら人間は身近に無いものほど気を惹かれてしまうらしい。
上京してからは一度も帰省していないが、近々妹の結婚式のため久しぶりに帰省予定だ。
自然豊かで懐かしい故郷は、さぞ美しく見える事だろう。