【技術者コラムvol.47】やる気のシーケンス
第3種/東京都江東区/N.Y
「明日こそはあれもやってこれもやって充実した1日にするんだ…zzZ」
皆さんも今までに一度はこの様な決意をもって就寝し、そして翌日も特に充実した1日には出来なかった…という事があるだろう。
あんなにも頼もしかった明日の自分が、なぜ昨日と何も変わらない自分のままだったのか。
答えは「やる気」の問題だと考えている。
やる気と聞くと、根性論的なイメージが強い。
そして他人から言われて無理に出せるやる気などは無く、あくまでも自分自身でどうにかして出すものであると考える。
このやる気の出し方というものを、私なりに出した結論がある。
身体的条件と精神的条件を満たした時に動作するAND回路
すなわち「やる気のシーケンス回路」なのではないかと。
身体的条件とは、コンディションが整っており健康である事。つまり不調で動作するb接点リレーだ。
暴飲暴食をした後(血糖値が不安定な時)や、風邪などで弱っている時に動作してしまい、条件は不成立へ向かう。
精神的条件とは、明確な志しを持っている事。つまり心に火を灯した時に動作するa接点リレーだ。
家族を養うため、憧れのあの人に追いつくため、好きな人と恋仲になるために頑張る 等と決意した時に動作し、条件は成立へ向かう。
先人達も「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉を残しており、精神と肉体という二つの条件がAND回路になっている事を伝えているのだと理解できる。
また現代の経営者や富裕層も目標を持ち、フィットネスジムに通い、心身共に健康的な人が多いと聞く。
おそらく成功者達はやる気のシーケンス回路を無意識的に成立させる行動をとっているのであろう。
彼らの様な成功者も一つ一つ分析していけば同じ人間であり、誰でも目指すことが可能な存在なのだと気づく。
今後は成功者になるという目標を持って健康的な生活をしていくのもアリかもしれない。