【技術者コラムvol.99】ドクターX

第2種/群馬県高崎市/K.M

癌治療のBNCTについての素人解説

主治医に治療は難しいと言われたら、色々な治療法を家族で調べましょう。

 

テレビを見ていたらドクターXの番組でBNCTによって癌治療をする場面がありました。テレビドラマにBNCTが取り入れられ感動しました。BNCT(Boron Neutron Capture Therapy)は先ず癌患者にホウ素薬剤を投与します。ホウ素薬剤は癌細胞に集中的に取り込まれ、その状態で外部から中性子を照射すると、中性子とホウ素が核反応しヘリウム核(He)とリチウム核(Li)にエネルギーを持って分裂します。この2つの粒子によって癌細胞を破壊することで治療します。この治療が優位なのは他の方法では治療が出来ない転移のある癌や切除することが危険な個所(脳の内部等)にある癌の治療が可能なことです。

BNCTは当初原子炉で発生する中性子を利用していましたが、今では加速器によって中性子を発生し利用しますので、原子炉の無い地域でも治療が可能になっています。

 

私は物好きなので色々な講習会・講演会等に参加します。ある癌の治療に関する講演会で女性が『乳癌で転移しています。主治医に治療は難しいと言われました。治療方法を教えてください』との質問に講師が困惑しているのを感じました。

 

もし転移してしまった場合や主治医に治療できないと言われたら、色々な治療方法について家族で調べてみるのが良いと思います。