【技術者コラムvol.106】自己分析について S先生のお言葉より

第2種/埼玉県さいたま市/A.T

自分とは分かっているようで分かっていない。

だから考えたこと、思ったこと、感動したことを書き出してみる必要がある。

頭の中では、いろいろな考えが交錯して整理しがたい。

そして、浮かんだ考えやアイデアを記憶しておくことは疲れるものである。

紙に書いて忘れてしまえばよい。

また、その紙を見れば思い出すのだから。

とにかく自分の売り(プレゼンテーション)、考えを紙にいくつでも書き出す。

先生によれば、この作業を棚卸しという。

書き尽くしたら、内容で分類していく。

分類方法は各自オリジナルでよい。

その際、なるべく簡単なキーワードでまとめる。

分類した中から、将来使えそうなものをピックアップする。

つまり――つかむ、まとめる、利用する。――

しかし常日頃、問題意識をもって考えていない人には書けないそうである。

90%の人は書けないそうである。

いかに考え、書いて、まとめるという作業を習慣づけているかが問われる。

したがって、この作業ができる人はごく限られた人になるだろう。

まして生活に困っていないほとんどの人は、そんなことは考えないだろう。

しかし、行き先不透明な時代にあって、

いつリストラの危機に遭遇するかは誰しも予測がつかない。

その場になって慌てて、職探しをしても遅い。

今から考えておくべきである。

使えそうなモノ、すなわち飯のタネになりそうなモノを見い出したら、

今後どのように進めるかを検討する。

方針が決まったら、今度は具体的に動いてみることである。

具体的に動けば、具体的な答えが出るのだから。