【技術者コラムvol.108】存在Gの生態に迫る

第3種/東京都江東区/N.Y

今日は週末の連休初日、彼は朝食を食べながらだらだらと動画を見ている。
自分としてはあまり家に居て欲しくは無いので、早いところ出掛けてくれないかなと思う。
彼は3列の数字や絵柄がひたすら流れるだけの動画を見た後、思い立ったように家を出て行った。
恐らく何か洗脳に近いものなのだろう、いつも例の動画を見た後はソワソワしながら家を出ていく。
まぁこちらとしては留守にしてもらった方が都合が良いのだが。
暫く自由な時間を過ごしていると彼が帰ってきた。
ごく稀に嬉しそうに帰ってくるが、今日はいつも通りしょんぼりしている。
どうしたわけか、平日に集めた食料を出掛けた先で全て失っているらしい。
彼は毎週何をしているのだろう。
平日は仕事という辛く苦しい修行を耐えた対価として食料を貰っている様だが、休みの日まで別の修行をしているのだろうか?
殊勝な事だが、自分の存在を見るや否や命を奪いに来る連中だ、ロクな事をしているはずもない。
たかが数百年前に誕生したばかりの人類、君達はまだまだ若いのだから沢山迷って沢山失敗すると良い。
失敗は成功の元とは、君達が創り出した言葉なのだから。
・・・ところで私は誰だって?

約3億年以上前から姿かたちを変えずに生きてきた、原点にして頂点の存在さ。

 

※これはG(ギャンブル依存症)を観察するG(ゴキブリ)視点の話です