【技術者コラムvol.119】日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ 三浦梅園

第1種/宮崎県延岡市/S.M

レオナルド・ダ・ヴィンチは万能の天才として知られる。

モナ・リザを描いた画家として知られているが、科学、医学、音楽、芸術など多方面で活躍した。

日本の江戸時代にも他方面で活躍した学者がいた。

日本のレオナルド・ダ・ヴィンチとも言える人物である。

大分の国東(くにさき)出身の三浦梅園である。本業は医者であるが、朱子学、哲学、科学の分野で多くの業績を残した。

彼は故郷の国東にとどまってそこで、医者としての仕事をしながら独学で古典、歴史、朱子学を研究し、多くの著作を残した。彼は自然および人間が関わるすべての現象を条理という概念でとらえる哲学を展開した。思想の分野で多くの仕事をしているが、天文観測の器械を作成し、メルカトール法による世界地図、地球儀、星図、天文図などを残すなど科学者でもあった。経済学に関しても実績を残している。また自宅の設計、建築も自ら行っている。

大分の過疎地域である国東(くにさき)にいてこのような多くの業績を残すことができたのは不思議である。

彼は近隣の大名からの任官の要請をすべて断ったそうである。

梅園に関しては記念館があり、多くの著書や業績が残されている。