【技術者コラムvol.69】先端医療に支えられて(その2)

第1種/宮崎県延岡市/S.M

2020年3月に、出張先で突然、意識がもうろうとした状態になった。

脳梗塞など脳の病気が疑われたので、仕事を中断し、近隣の大きな病院に飛び込んだ。

診察の結果、脈拍が通常60-100のところ、180もあった。

医師より心房細動との診断が下った。

すぐに脈拍を下げる薬の点滴処置により、体は正常な状態に戻った。

医師より以下の説明があった。

心房内で異常な電気信号が作られることが原因である。

悪い箇所は消滅することはなく、症状は繰り返すそうである。

すると、血管内の血流が悪くなり、血管内に血栓ができて、特に脳血管内に血栓ができると、脳梗塞を起こすそうである。

1カ月後の4月にも前回と同じ出張先で、同じ症状を発症した。

そのため、放置できないと判断し、大学病院に入院し、アブレーション手術を受けることにした。

これは両方のふとももの血管からカテーテルを挿入し、心房に到達させ、異常なパルスを出す部分を探し、電気で焼き切る手術だそうである。

安全性の高い手術で、3日間の入院で済んだ。

術後5年が経過したが、再発はない。