初めての太陽光発電に興味を持って入社

――どのような経緯で入社されたのですか?
私は化学メーカーに41年勤務しました。当時の同僚が退職後に関東電気サービスに再就職し、私にも勧めてくれたのがきっかけです。本社で面接を受けた際、社長をはじめ従業員の方たちがとても感じが良くて、ぜひ働かせてもらいたいなと。定年退職後も造船会社や風力発電所で電気主任技術者として働き、水力、火力、風力の経験はありましたが、太陽光は初めてで興味もありました。現在は自宅のある宮崎県の太陽光発電所で電気主任技術者をしています。
――入社しての感想はいかがですか?
間もなく4年になりますが、労働条件が良くて自己管理もしやすい。年金以外の収入があるということは非常にありがたいですね。会社が働きやすい環境を作ってくれるので、体が健康なうちは頑張ろうという思いです。

自宅に常駐し、作業現場へは2人1組で

――現在の勤務スタイルを教えてください。
主に自宅で仕事をしています。発電所の状態がPCに送られてくるので、日常的な監視業務です。機器がトラブルを感知した場合は詳細を確認して、必要があれば1時間半かけて現場に向かいます。私の経験で言えば、火力発電や水力発電などは機械が常時動いているためトラブルも起こりやすいですが、太陽光発電は動きませんし夜間は発電もしないため、トラブルは少ないですね。
月に1度は現場を巡視する月次点検、さらに3年に1度の大掛かりな点検作業も行います。そういった点検や停電時などの作業は2人1組が基本。私は車の運転を最近控えているので助手の方の車に乗せてもらい、現場で一緒に作業をしています。近隣の地域や東京本社から応援に来てくれることもあります。私が若いスタッフから質問を受けることもあれば、反対に教わることも。自宅業務が主なので皆さんと日常的に顔を合わせているわけではありませんが、つながりを感じます。

健康に留意し、できるだけ長く働きたい

――今後の目標を教えてください。
今は受電設備の保安の仕事をしていますが、受電設備の先にあるPCS(パワーコンディショナー)や太陽光パネルの劣化診断法なども学んでみたいですね。難しい仕事に挑戦してそれを成し遂げた時や、自分が関わった電気設備が未来に残っていくことは技術者にとって大きな喜びなんです。最近はそういった仕事面のやりがいに加え、エッセイや川柳を作る楽しみも加わりました。エッセイは新聞に連載もしています。現在76歳。70歳を過ぎた頃に病気も経験しましたが、できるだけ健康に留意して仕事も遊びも長く続けたいです。